法則
「法則(ほうそく)」という言葉は、日常会話の中でも頻繁に登場する言葉ですし、化学や物理の勉強をしている時にもあらゆる場面で見かける言葉です。
「法則」は使う機会の多い言葉ですが、あいまいなまま使っている人が多い言葉でもあります。この機会に意味を確認して、正しく使えるようにしてくださいね。
この記事では「法則」の意味や使い方などを紹介します。
法則の意味とは
「法則」の意味は「守らなければならない決まり」「ある条件のもとで、必ず成立する相互の関係」です。
一つめの意味では、「幸せの法則」などと使われることがあります。これは、幸せになるために守るべき決まりという意味です。絶対的な道筋が決まっていて、それを守ることで最終的に決まったゴール地点にたどり着けるようなシチュエーションで使われますね。
「おきて」や「規則」と言い換えて使える場面もあります。
二つめの意味は、様々な場面で使われています。
例えば、理科の授業で聞いたことがある「フレミングの左手の法則」や「慣性の法則」などは、一定の条件がそろっていれば必ず起きる現象を表しています。
こうした化学や物理のような絶対的なもの以外にも、社会の中での様々な法則を「社会法則」と呼ぶことがあるなど、汎用性の高い言葉と言えます。

法則を使った文章・例文
- 今年から配属された部署の上司は法則やおきて、規則ばかりを大事にして、目の前にいる部下が何を考えているかは全く分かっていない。
- 私が目を見て挨拶すると彼は必ず右を向いて目をそらす法則を発見した。