度し難い
「度し難い」という言葉の読み方、意味や使い方について解説します。
この「度し難い」という言葉は、少し難しい言い回しであるため、耳馴染みのない方もいるかもしれません。
読み方は「どしがたい」となります。
どうしようもないといった意味合いの言葉で、メイドインアビスというアニメの中の登場人物が使用していたことでも話題になりました。
使い方としては「頑固で聞く耳を持たない彼は度し難い。」といった表現が一般的です。
今回は、そんな少し難しい言葉である「度し難い」について詳しく解説するので、この機会にしっかりと理解していきましょう。
度し難いの意味とは
度し難い(どしがたい)という言葉の意味は「済度しがたい。道理を説き聞かせたとしてもわからせようのないこと。救いがたい。どうしようもない。」となります。
使い方としては「聞く耳を持たない彼は度し難い。」といった表現が一般的です。
また、この度し難いが入った言葉に「縁なき衆生は度し難い。」があります。
これは「仏縁がない者は、すべてに慈悲を垂れる仏でも救うことができない。」という意味を持つ言葉です。
これが転じて、人の注意を聞かない者は救いようがないという教えを含んでいます。
この言葉の中における「縁」は、仏教との繋がりを指します。
また、「衆生」は、すべての生物という意味になりますが、人間という意味合いが強いです。
加えて、この「度し難い」という言葉は、メイドインアビスというアニメに登場するレグという少年が何度も発しています。

度し難いの使い方・例文
- 他人の言うことに耳を貸さず、自分の意見を曲げない彼女は度し難い。