「となります」や「になります」とは?意味や使い方を解説!

「となります」や「になります」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「となります」や「になります」について解説します。

目次

  1. 「となります」「になります」
  2. 「となります」や「になります」の意味とは
  3. 「となります」や「になります」の使い方・例文

「となります」「になります」

皆さんは「となります」「になります」といった言葉をどのように使っているでしょうか。

「お世話になりました」または「お世話になっています」などは問題ありませんが、「お釣りは300円になります」は間違いだって知っていましたか?

接客などで敬語を使う際には、使い方に気を付けないと誤用をしやすい言葉でもあります。
これを機会にしっかり学んで、正しい使い方を身につけましょう。

「となります」や「になります」の意味とは

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まず「となります」は「『〇〇となる』という言葉の丁寧形」です。
それに対して「になります」は「『○○になる』という言葉の丁寧形」です。

どこが違うのかというと、助詞の「と」と「に」の違いということになります。

この二つは両方とも格助詞で、体言について言葉と言葉の関係を表す助詞です。
具体的には、二つとも「連用修飾語」としての働きを持ち、「結果」を意味しています。

結局、意味はほぼ同じであり、相互置き換えができる場面は多いと思われます。
実際、感覚で使い分けている人も少なくなさそうですね。

一部の辞書によれば、「と」は話し手が変化に意外性や驚きを感じている、強調したいという感情がこもっているとされています。

一方、「に」の方はその変化を当然のことだと受け止めているという解釈があるようです。

ちなみに、店で買いたい物の在庫があるか聞いたとき「お求めの商品はこちらになります」と言われることがよくあります。

他にも語尾「です」をより敬語的に丁寧に言ったものとして「○○になります」という接客語尾はよく聞かれますが、これは誤用です。

「になります」は「変化する」という意味なのでおかしいのです。この場合は「でございます」と言う方がより正確です。

「となります」や「になります」の使い方・例文

  1. 先生にはうちの子が大変お世話になっています。
  2. 出張の日程が休日と重なることになりましたので、代わりに翌月曜日が代休となります。

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